卵生メダカ Q & A 集

質問の多い話題を集めてみました。参考にしてください。
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2006年 06月13日 更新

目次

  1. 卵生メダカの飼育は難しいと、よく聞きますが本当ですか?
  2. pH・硬度はどれ位が最適ですか?
  3. N.ガンサアイ(ギュンテリー)を飼育したいのですが水槽のサイズはどれ位がいいですか?
  4. 卵生メダカを飼いたいのですが人工飼料・粉餌でも飼育できますか?
  5. 何度飼っても1週間以内に死んでしまいますどうしてですか?
  6. Au.ニグリピンニスを飼ってます。先日♂が死に♀だけに成ってしまいました、どうしたらいいですか?
  7. ピートはどの様な物を使ったら良いですか?またどこで手に入れられますか?
  8. 年魚の卵の保管はどの様にしたら良いですか?又、何度がベストですか?
  9. 年魚の卵を孵化させる方法と、時期を教えて下さい。
  10. 水槽の中に入れる水草と砂、濾過槽はどの様なものがいいですか?
  11. N.ラゴビーがベルベット病・コショウ病に罹ってるみたいです、どうしたらいいですか?
  12. ラムズホーンを一緒に飼えと、よく聞きますが無くても大丈夫ですか?ラムズホーンはどこで手に入れられますか?
  13. 年魚の卵を取り上げるのは、どれ位の間隔ですか?
  14. 非年魚の卵の保管は、どの様にしたらいいのですか?
  15. 非年魚の採卵方法と採卵の間隔を教えて下さい。
  16. 稚魚の餌はブラインシュリンプのみで大丈夫ですか?
  17. 卵生メダカは何種類いるのですか?
  18. 日本のメダカは卵生メダカの仲間ですか?
  19. 飼育温度は何度くらいがベストですか?
  20. グリンダルワームやインフゾリアは何処で手に入れたらいいですか?
  21. 同じ種類の後ろに幾つもの違うロケーションが付いてますが、ロケーションて何ですか?
  22. ピート水とはどの様な物ですか? いったい何に使うのですか?
  23. 水替えは、何日ごとにどの程度換えたらいいですか?
  24. 新しく買ってきたメダカの水合わせが難しいと聞きます、何処に注意したらいいですか?
  25. 稚魚が孵りました、どれくらいの大きさになると卵が獲れ始めますか?
  26. 卵生メダカはあまりショップで見ることが有りません、どの様に手に入れたらいいですか?
  27. 水草水槽で混泳させたいのですが、どうしたらいいですか?
  28. 餌は一日何回やればいいですか?
  29. 初級・中級・上級等とよく聞きますが、何処が違うのですか?
  30. 一番小さなメダカと大きなメダカは何センチくらいになるのですか?
  31. 非年魚は、何年生きるのですか?
  32. 年魚は、本当に1年で死んでしまうのですか?
  33. 卵生メダカを飼いたいのですが、どの種類から飼い始めたらいいですか?
  34. ノソを数種飼っていますが、成魚(2.5ヶ月)になっても大きくなりません。フルサイズまで大きくしたいのですが?
  35. 水槽に照明は必要ですか?また明るさはどの程度有ればよいでしょうか?
  36. 卵生メダカの飼育しやすい季節はいつごろですか?
  37. 半年魚って何?
  38. 塩の使い道や、どのような塩が良いか教えて下さい。
  39. 活餌・生き餌は何が良いか教えて下さい。

1. 卵生メダカの飼育は難しいと、よく聞きますが本当ですか?
簡単な種類も多く居ます。難しい種類も多く居ます。まずは初めてみましょう。
2. pH・硬度はどれ位が最適ですか?
pHは中性程度。総硬度は5前後。飼育する種類にもよりますが、この数値はあまり気にしない方が良いでしょう。各自の環境で得られる水にメダカ達が慣れてくれると良いでしょう。
3. N.ガンサアイ(ギュンテリー)を飼育したいのですが水槽のサイズはどれ位がいいですか?
S水槽・30cm水槽で良いです。スペースに余裕が有り、可能なら出来る限り大きな水槽が良いでしょう。
4. 卵生メダカを飼いたいのですが人工飼料・粉餌でも飼育できますか?
出来ます。食べてくれれば。大半の種類は始めは食べてくれないことが多いです。試して食べてくれれば大丈夫です。食べてくれない種類には、ブラインシュリンプを沸かして与えたりや冷凍アカムシを与えましょう。
5. 何度飼っても1週間以内に死んでしまいますどうしてですか?
まずは導入時の水合わせに注意しましょう。慌てずに数日掛けて水合わせ・温度合わせをしましょう。そしてしばらくは餌を控えめに与えます。食べないようなら水槽から取り出します。数日間は食べなくても大丈夫。まずは餌よりも落ち着かせるのが先決でしょう。
6. Au.ニグリピンニスを飼ってます。先日♂が死に♀だけに成ってしまいました、どうしたらいいですか?
購入先や頂いた方に問い合わせしてみましょう。余剰を分けて下さるかもしれません。もし余剰が無くても諦めず、他の方が持っていないか探してみましょう。
7. ピートはどの様な物を使ったら良いですか?またどこで手に入れられますか?
ピートの種類も様々です。メダカの種類によっても使いやすいピートが有ります。繊維の長い物、短い物、粉状の物など有ります。実際に色々と試してみると良いでしょう。入手は豊橋アマゾンや卵生メダカ研究所など、卵生メダカに強いショップに問い合わせたり、園芸店・農材店、農協などに置いてある場合が有ります。購入する場合は量を確認にしてから注文しましょう。一般的な熱帯魚店でも聞いてみましょう。
8. 年魚の卵の保管はどの様にしたら良いですか?又、何度がベストですか?
保管はジッパーの付いたビニール袋が良いでしょう。発泡スチロールの箱に入れて温度を調節します。メダカの種類にもよりますが、25℃程度が一般的でしょう。爬虫類飼育用のフィルムヒーターなどを箱の下に設置し、ヒーターとの間に新聞紙などを挟んで箱の中の温度が25℃程度になるように調整します。温度を測るには、ホームセンターなどで販売している非接触式の温度計が有ると楽です。
9. 年魚の卵を孵化させる方法と、時期を教えて下さい。
孵化時期が来たら、コップやプラケに卵入りピートを袋から取り出し、そのまま全て入れます。種類によって孵化させるときに使用する水温を変えます。孵化時期は種類によって違いますが、大半の種類では、眼が出来て金色の輪が確認でき、体の黒い模様が見えるようになればそろそろ孵化時期でしょう。何度か回数をこなし、経験を積むことによって、卵を見れば孵化時期を判断できるようになります。
10. 水槽の中に入れる水草と砂、濾過槽はどの様なものがいいですか?
ウォータースプライトやマツモ、ウィローモスやミクロソリウム、リシアなどが使えます。濾過槽は特別必要有りませんが、保険の意味で落とし込み・スポンジフィルターを使います。止水でも管理が行き渡れば飼育が可能です。砂は各自の好みですが、多くの卵生メダカ飼育者は砂を入れていないでしょう。これは掃除がしやすいからだと思います。砂を敷して飼育しても問題は有りませんが、ゴミが溜まらないようにしておきましょう。かといって水換え時に砂を掻き回すのは止めておきましょう。
11. N.ラゴビーがベルベット病・コショウ病に罹ってるみたいです、どうしたらいいですか?
ノソブランキウス属に良く見られます。塩(荒塩・人工海水の元)を少しずつ水に溶かし、S水槽ならば、おおよそ大さじ1〜2杯程度を飼育水槽に入れてエアーを強めにして様子を見ます。またはメダカを取り出し、飼育水を少量入れ、新しい水を足し、プラケースなど入れてに隔離します。マラカイトグリーンを規定量よりも少なく添加し、さらに塩を加えて様子を見ます。エアーをポコポコと水がゆっくり回る程度に送り込みます。照明の当たらない暗い場所に置いておきます。これを数日の間、水を換えながら様子をみます。発見が遅い場合は治らない個体も出てきます。
12. ラムズホーンを一緒に飼えと、よく聞きますが無くても大丈夫ですか?ラムズホーンはどこで手に入れられますか?
ラムズホーンは残り餌を食べてくれる掃除屋さんです。なるべく入れるようにした方が結果が良いです。入手はショップでも販売していますが、卵生メダカ飼育者に問い合わせてみましょう。赤いレッドラムと言われるものと、茶色のものが有りますが、働きは同じです。
13. 年魚の卵を取り上げるのは、どれ位の間隔ですか?
2ヶ月間隔程度が良いでしょう。あまり頻繁に取り上げるのはメダカにストレスを与えてしまいます。メダカが産卵をするために、良く潜っているか、潜っていないかで取り上げる間隔も変わります。元気で人前にも臆することなく出てくる個体や、頻繁に潜っているメダカなら、もっと間隔を狭くしても良いでしょう。卵を取りすぎても後の管理が大変になります。間隔を長くし、取り上げるのを遅らせると、ピートが入っている器の底の水が悪くなる場合が有ります。水換え時にピートを掻き回して水が入れ替わるようにすると良いでしょう。
14. 非年魚の卵の保管は、どの様にしたらいいのですか?
モップやピートを水槽に入れて卵を産ませる方法なら、水換え時に取り出し、プラケースなどに飼育水と一緒に入れて孵化を待つ方法が有ります。またモップなどに付いた卵をピンセットなどで潰さないように慎重に取り出し、湿ったピートの上に埋め込んで、眼が確認出来るまで待ちます。眼が出来たらプラケースなどに空けて飼育水を入れます。この場合ではピートに埋め込んだ卵に強い光が当たるのを避けた方が良いとされます。
15. 非年魚の採卵方法と採卵の間隔を教えて下さい。
卵を取るにはアクリルの毛糸を切って束ねたモップを水槽に入れる方法と、ピートを水槽の底に敷いてメダカに産卵させ、水換え時にピートを回収する方法が有ります。採卵の間隔は二週間で孵化する種類の場合は二週間前後でしょう。
16. 稚魚の餌はブラインシュリンプのみで大丈夫ですか?
稚魚の大きさと種類によります。孵化直後の小さい稚魚でブラインシュリンプが食べれないほど小さい稚魚にはインフゾリア(微生物)が必要です。1センチ近く大きくなり、刻んだ冷凍アカムシが食べれるようなら、ブラインと併用すると成長も早くなります。
17. 卵生メダカは何種類いるのですか?
属としては1200種ほど。この他に入通している種類の中には亜種やsp.も有ります。各種、ロケーションが多く付いた種類も居ます。100を越すロケーションを持つ種も居ます。
18. 日本のメダカは卵生メダカの仲間ですか?
日本のめだかはオリジアス属になり、卵生メダカの仲間です。
19. 飼育温度は何度くらいがベストですか?
種類によります。おおむねアフィオセミオンの仲間は22℃前後、ノソブランキウスの仲間は27℃前後、シンプソニクティスなどの仲間は25℃前後などなど、各種類の中でも様々です。水温が25℃程度であれば大半の種類は問題無いと思います。一部は20℃以下の低温向きの種類も居ます。また30℃でも調子良い種類も居ます。
20. グリンダルワームやインフゾリアは何処で手に入れたらいいですか?
飼育者に問い合わせてみましょう。種類は違いますが自家採取が可能なものも有ります。
21. 同じ種類の後ろに幾つもの違うロケーションが付いてますが、ロケーションて何ですか?
主に採取された場所や採取年、採取者の名前などです。数字は何年度の採取旅行で何番目の土地・場所で、何個体目になるのかを表すことが多いようです。
22. ピート水とはどの様な物ですか? いったい何に使うのですか?
ピートによって茶色に色づいた水のことを指します。アフリカのノソブランキウスや、南米のシンプソニクティス等の卵を孵化されるときに使う水に使用します。スライダー低減に効果が有るとされ、ピート水をそのまま濃い状態で使用したり、水で割ったりします。どの程度の濃さが良いかは研究中です。この場合、生ピートをバケツなどで何日間も水に漬けて黒くなるほどまでになった水が良いようです。一度煮てしまったピートを漬け込んで出た水よりも効果が有ると言われています。
23. 水替えは、何日ごとにどの程度換えたらいいですか?
種類によりますが、最低でも二週間に一度は半分以上は換えた方が良いでしょう。可能であれば数日間隔で少しずつマメに換えるのが良いです。
24. 新しく買ってきたメダカの水合わせが難しいと聞きます、何処に注意したらいいですか?
始めは慌てないことが鉄則です。数日から一週間は時間を掛けて水合わせをしましょう。新しい水よりも、調子の良い水槽の水を使うのも良いことです。チューブでポタポタと1〜2秒に1滴程度で点滴します。プラケース一杯まで水が溜まったら半分捨てます。それからまたポタポタと点滴して、これを数日繰り返します。点滴する水の温度にも注意しましょう。水合わせ中は餌をほとんど入れなくても良いですが、一週間ほど経ってからにしましょう。水草を浮かべるのもメダカが落ち着きます。飛ぶことが有るので蓋を忘れずに。
25. 稚魚が孵りました、どれくらいの大きさになると卵が獲れ始めますか?
種類にもよりますが、3センチほどから色が出始めて雌雄が判る種類が多いです。それからしばらく飼育すれば雌が卵を持ち始めるでしょう。年魚では1〜2ヶ月後には成魚近くまで育っていることでしょう。
26. 卵生メダカはあまりショップで見ることが有りません、どの様に手に入れたらいいですか?
熱帯魚店でお店の方に探してもらうのも良いでしょう。インターネットのオークションサイトでも少数出ている場合が有ります。日本には卵生メダカの愛好家の会(JKF、KCJ)が有ります。問い合わせしてみると良いでしょう。近所に飼育している方が見つかるかもしれません。豊橋アマゾンや卵生メダカ研究所など専門のショップも有ります。
27. 水草水槽で混泳させたいのですが、どうしたらいいですか?
卵生メダカの中には雄同士で激しく喧嘩をする種類が居ます。また違う種類でも強い個体が他の個体を追い掛け回して弱らせてしまう場合が有ります。様子を見ながら同種を複数飼育するか、混泳向きの種類にしましょう。水槽の大きさや、水草を多く植え込むことによって混泳可能な種類も増えると思います。
28. 餌は一日何回やればいいですか?
可能で有れば一日に3回、朝・昼・晩。もしくは朝・晩の2回でも良いです。一日に1回でも可能ですが成長は遅くなります。マメに1回に与える量を少なくて、複数回与えるのが良いと思います。多く入れすぎて、水槽の底にいつまでも残らないようにしましょう。
29. 初級・中級・上級等とよく聞きますが、何処が違うのですか?
上級と呼ばれる種類は、ほとんどの方が難しいと聞きます。水質に敏感だったり、病気が多く出たり、卵が消えてしまったりと様々です。多くの飼育者の感想を平均的にした感覚で思います。しかし簡単と言われる種類でも、とある方には難しかったと言う場合や、上級と呼ばれる種類でも、とある方は簡単に沢山増やしているなどと言う場合が有ります。これは各自の環境・飼育の仕方が様々なので、絶対に初級・中級・上級だと言うことではありません。実際に飼育して試してみましょう。
30. 一番小さなメダカと大きなメダカは何センチくらいになるのですか?
一番小さい種類で最大3センチ程度、大きく種類で20センチを越える種類が居ます。しかし環境・飼育の仕方によって聞いていたサイズよりも異なる場合が有ります。小さい水槽で飼育すると小さくなってしまう傾向が有ります。
31. 非年魚は、何年生きるのですか?
三年程度の種が多いようです。四年生きる種類も居ます。
32. 年魚は、本当に1年で死んでしまうのですか?
全般的に実際の飼育下では1年未満の場合が多いです。上手く飼育すれば1年半から2年近く長生きする場合も有ります。
33. 卵生メダカを飼いたいのですが、どの種類から飼い始めたらいいですか?
まずは身近に入手できる種類から始めてみましょう。雑誌などで眼にした種類の中で、その色や形が好みの種類が有れば、まずはその種類から。ショップなどでその種類の中の飼育しやすい種を聞いてみると良いと思います。飼育者の環境・飼育の仕方によっては向き・不向きの種類が出てくるかもしれません。何種類か飼育してみて、ご自分に合った種類を探してみましょう。初級種と言われる種類で、飼育は簡単であっても、卵を取り、その卵を孵化させることが難しい種類も居ます。次世代に繋ぐのが難しい種類が多いですが、それを増やそうとする意欲が卵生メダカ飼育の始めの一歩です。色々飼育して試してみてください。
34. ノソを数種飼っていますが、成魚(2.5ヶ月)になっても大きくなりません(3.5cm程度)。フルサイズまで大きくしたいのですが、成長過程の目安(1ヶ月で?cm、2ヶ月で?cm、?ヶ月でフルサイズ)などの目安はありますか?ちなみにN.ラコビーとN.ガンサアイ、N.ルブリです。
餌を与える頻度や水槽の大きさによって、育ち方が変わっていくと思います。
いずれも大きめの水槽で、個体密度を少なくし、餌を豊富に与え、順調に飼育できれば、1ヶ月で2cm近く、2ヶ月すれば4cm程度、3ヶ月で5cm超えるまでのサイズになると思います。これよりも小さい水槽、餌不足、過密飼育の場合はサイズも小さくなることが考えられるでしょう。餌の量、水槽の大きさ、個体密度、管理方法によって変化します。
N. rachovii、N. guentheri、N. rubripinnisのフルサイズは、それぞれ5cm、5.5cm、5.5cm程度が標準的なようです。稀な例では、毎日餌を絶えず水槽内に有る状態のように大量に与え、環境の整備・管理が行き届けば、N.rachoviiでは2ヶ月程度で6cmを越え、最大で8cm近くまでなるような大きさになります。たとえ小さくても産卵が順調で、次世代に繋ぐことができるならば、あまりフルサイズに拘らないのが良いと思います。いずれも3〜4cm程度が発色も一番綺麗な状態だと思います。
餌に関しては、1cmを超えたあたりで刻んだアカムシ等を与えると急激に大きくなり始めます。大きく育てたいのであれば稚魚期から餌の量など工夫してみましょう。しかし餌の量を多くするのであれば、水の悪化に懸念し、日頃の管理にも注意しましょう。
35. 水槽に照明は必要ですか?また明るさはどの程度有ればよいでしょうか?
水草を浮かべる場合は枯れない程度の光が必要になります。全く水草を入れない場合は特に必要有りませんが、メダカの姿が確認出来る程度の薄明かりで良いでしょう。
どの種類も全般的に強い光は必要なく、生息地では薄暗い森の中や、多く茂った水草等の下に隠れて生息していることが多いようです。臆病な種類では、水槽が暗い方が頻繁に姿を現し、明るいと出てこない・姿が見えないなど、隠れてしまうことが多いようです。もちろんメダカの種類も様々ですので、光が強くても問題無い種類も居ます。また、太陽光が薄っすらと入るような場所に水槽を設置すれば、水草を入れておいても専用に照明器具を設置しなくとも良いと思います。そして太陽光で見るメダカの色彩は照明器具では再現できない美しさが有ります。
36. 卵生メダカの飼育しやすい季節はいつごろですか?
メダカの種類によって最適な水温が異なります。大まかに分けると、高温向きの種は28℃程度、普通では23〜25℃程度、低温向きでは20℃程度、極低温向きでは15℃程度の種類が有り、これによりそれぞれ好みの水温を得られやすい時期・季節となるでしょう。30℃を越す夏場ではどの種も注意が必要です。水温を下げるような工夫をしてみましょう。また冬場に水温が低すぎると調子の悪い高温向きの種などでは保温しましょう。水槽の本数が多い場合は、各水槽にヒーターを設置するのではなく、部屋ごとエアコンやファンヒーターで室温管理するのも良いでしょう。
37. 半年魚って何?
Fundulopanchaxの仲間の中には、卵を水中に入れたままや、水中から取り上げ保管させても、どちらでも孵化が出来る種類が居ます。このような仲間のことを指す言葉のようです。
Fundulopanchax sjoestedti(通称 ブルーグラリス)などがこの仲間です。このsjoestedtiの場合は、卵を水中のままで3週間程度待つか、水中から取り出し、湿ったピートと一緒にビニール袋に密封して保管すると6〜8週間で孵化時期が来ます。どちらでも好みの方法で良いですが、取り上げて保管させ、時期が来たら孵化させた方が稚魚のみを別の容器で管理できます。
38. 塩の使い道や、どのような塩が良いか教えて下さい。
塩はブラインシュリンプを沸かす場合に必要になるものです。 またノソブランキウス属などでコショウ病の予防や治療に使います。 食卓塩ではなく、荒塩や人工海水の元を使用します。飼育水に入れて使用するかしないか、 また量についても各飼育者により異なります。予防時には、規格S水槽・10リットルの場合、 およそ0.1%程度(約大さじ1杯)、治療には0.2〜0.3%程度(約大さじ2〜3杯)の使用が多いようです。 治らない場合には増量することも有るようです。なるべく水で良く溶かした状態で少しずつ水槽内に入れるのが良いでしょう。
飼育する種類によっても様々のようですが、卵生メダカの多くは塩に対する耐性が有るようです。 またアルカリ域や海岸の近くに生息する種類も居ますので、塩分で水質を調整する場合も有ります。 スリ傷や怪我をした場合に傷が悪化しないようにと使用する場合が有りますが、効果のほどは判りません。
塩を入れると硬度が上がるとされていますが、卵生メダカの多くは硬度が上がっても問題無い場合が有ります。 中には軟水を好む種類が居ますので、種類の特性を良く考えた上での使用をお勧めします。
39. 活餌・生き餌は何が良いか教えて下さい。
生きている餌としては、インフゾリア(微生物)、ブラインシュリンプ(幼体・成体)、 グリンダルワームやマイクロワーム等のワーム類、ミジンコ、豊年エビ、ボウフラ、アカムシ、イトメ、 小魚など有ります。飼育しているメダカのサイズによって、エサも大きな物に変えていくと良いでしょう。
なるべく水槽内で死なずに数日間は生きているものが水を汚し難いですが、 入れすぎてメダカが食べ残し死骸が底に沈むような量は入れない方が良いでしょう。
また餌が成長し羽化して飛び回るものや、維持しているときに臭いがするものなどは家族の同意を得た方が良いでしょう。
生きている餌はメダカの食いつきも良いですが、維持が難しいものも有ります。 各自が使用しやすい餌や、入手しやすい餌をメインに使用しましょう。 多くの方は稚魚用にブラインシュリンプを沸かし、成体には冷凍アカムシを使用しているようです。 毎日必要な餌なので無理なく入手でき、コストもなるべく掛からない物が良いでしょう。