タンザニア採集記

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著 イアン・セイントハウス

翻訳 酒井道郎


この記事をKCJ会誌1月号,2月号と3月号に連載しましたが,この度セイントハウス氏および写真の一部を提供されているジュリアンさんからKCJのHP掲載許可を頂きましたので,創刊号に記載した訳者の記事と一緒に皆さんの目に触れさせていただきます。

“1995年タンザニア採集記” 翻訳に当たって。

酒井道郎

1995年の6月に卵目界では有名なオランダのRuud Wildekamp氏とカナダのBraian Watters氏と一緒に,タンザニアへ卵目採取旅行に行かれたイギリスのIan Sainthouse氏の採集記を,翻訳し会誌に載せる事を同氏より了解戴いています。
KCJ以外に転載又は一部使用しない事との条件が付いていますので,ご了承ください。

掲載前に,記事に出て来る採集魚種を列記しますが,会員の中でもその子孫を維持されている方が多々お見えになると思います。
小生もノソブランキュウス・フラメコマンテス・キサキTAN 95/5とパームクイスティ・ゲザニ TAN 95/16が居ます。
是非TAN95シリーズをお持ちの方はご一報戴ければ幸いです。皆で維持して行きたいと思います。
筆者のセイントハウス氏よりTAN95/7の最後の卵を孵化させたら,100%オスであったので,是非卵を送って欲しいとの話があり先方に卵を送っています。

記(ノソのみ抜粋)

TAN 95/1 N.neumanni “Manyara”
TAN 95/2 N.taeniopygus “Mbuyuni”
TAN 95/3 N.melanospilus “Kidete”
TAN 95/4 N.melanospilus “Ifakara”及び”Kirombero”
TAN 95/5 N.frammicomantes “Kisaki”及びN.melanospilus “Kisaki”
TAN 95/6 N rubripinnis “Mbezi River”
TAN 95/7 N.eggersi Red “Rufiji River Camp”及びN.janpapi”Rufiji River Camp”
TAN 95/8 N.eggersi Blue “Rufiji River Camp”
TAN 95/9 N.ocelleatus “Kikokono”
TAN 95/10 N.melanospilus “Ndundu”及びN.janpapi “Ndundu”
TAN 95/11 N.eggersi Blue “Ruhoi River”
TAN 95/13 N.foerschai “Bagamoyo”
TAN 95/14 N.Janpapi “Kwaraza”及びN.frammicomantes “Kwaraza”
TAN 95/16 N.paimqvisti “Gezani”
TAN 95/17 N.vosseleri “Karogwe north”以下TAN 95/18及びTAN 95/19はロケ違いで同一種のノソ。